悪臭は典型7公害の1つで、一般的に過去の問題というイメージがありますが、現在でも非常に身近な問題です。近年の傾向を見ると苦情の大部分を占めていた畜産農業、工場からの苦情が減少している一方で、飲食店などのサービス業や私たちの身の回りから発生する悪臭への苦情が急増しており、幅広い業種で対応が求められています。
現在、悪臭は悪臭防止法によって規制されています。規制方法として特定悪臭物質による規制、臭気指数による規制のどちらかを選ぶことになります。特定臭気物質とは、不快な臭いの原因となり生活環境を損なう恐れのある物質で、現在22物質が指定され、それぞれ規制基準範囲が定められています。しかし、悪臭の原因となる物質が特定されない状況も多くあり、こうした多種多様な悪臭に対応するために、臭いを総体としてとらえる臭気指数による規制が導入されました。
また、悪臭防止法に基づき各都道府県知事が規制地域、その地域ごとの規制基準を定めており、規制地域内の業種や規模を問わずすべての事業者が対象になります。
検査項目
- 悪臭物質濃度測定
- 臭気指数(三点式比較式臭袋法)
関連法令
ご依頼の流れ
①下記フォームまたは電話・FAX・E-Mail等でご依頼ください。
②担当営業よりご連絡させていただき、日程・試料等の詳しい打ち合わせを行います。
③試料の必要量を送付いただく または 弊社で試料のサンプリングを行います。
④分析完了後、報告書を作成し提出いたします。